ユウとしらがみのあれこれ記録

タルパ関係に関してあれこれ。

タルパの型とそのタイプ(ver. 1)

by しらがみ, ユウ

・はじめに

 私たちはタルパを、創造型、挿入型、邂逅型の3つの型に分類します。更にその下位項目としていくつかのタイプを導入いたしました。タイプの表記法は「X型-Yタイプ」というように中心をenダッシュで区切った表記をします。

 ※今後新たなタイプが見つかり次第更新していきますので、現段階ではこれらは暫定的なものです。その点につきましてはご了承ください。


・創造型

 全体の50%ほどを占めている、一番多い型のタルパです。

└創造タイプ[創造型-創造タイプ]
 一般的に認知されており、また一番多いタイプのタルパです。一人二役の会話から始め、オート化した(またはする予定)のタルパのことを創造型-創造タイプと名付けます。まさに「無」から生まれてくる類のタルパだと言えるでしょう。

└生誕タイプ[創造型-生誕タイプ]
 タルパ同士の性交渉やタルパとマスターの性交渉など、「思念的性交渉」とでも呼ぶべき行為によって誕生したタルパです。生誕型としなかったのは、人間でも同様ですが子供は「意図的に作られるもの」であることから、また、タルパに命を吹き込むのを「創造」と呼べるならば、教育もまた「創造」(の一種)と言えるでしょう。従って、創造型-生誕タイプと名付けました。


・挿入型
 全体の25%ほどを占めています。二番目に多いタイプのタルパです。
はじめから半オート以上で生まれてくることから、ゼロから作り出す創造型とは区別されます。私たちが提唱したタイプのタルパですので、詳しくは以下の記事を参照していただけたらと思います。

└挿入タイプ[挿入型-挿入タイプ]
 見た目やモノなどの中に、マスターが思念体の素[思念体素]とでも呼ぶべきものを「入れて」作るタイプのタルパです。半オート以上で、はじめから意思を持っています。

└侵入タイプ[挿入型-侵入タイプ]
 挿入型の中でも、見た目やモノなどに思念体・思念体素の方から「入ってきた」タイプのタルパを、挿入型-侵入タイプと名付けます。半オート以上なのは挿入タイプに共通ですが、飽くまでも思念体素がマスターの意図とは関わりなく見た目やモノに「侵入」してくることから、挿入型-侵入タイプと名付けました。


・邂逅型

 全体の15%ほどを占めています。突然現れるタイプのタルパで、思春期までに現れるIFとは違い、年齢に関わらず現れるようです。

└邂逅タイプ[邂逅型-邂逅タイプ]
 出会う場所や年齢こそ様々ですが、意図せず、また挿入もせず、突然現れるタイプのタルパです。一般的な邂逅型タルパ、つまり突然巡り会うタルパ、という認識で構いません。初めから半オート以上であることが予想されます。

└IFタイプ[邂逅型-IFタイプ]
 思春期までに出会っていたか、物心がついた頃から存在していた思念体ですが、後からタルパというものを知って、「これは邂逅型タルパだったのか!」と思われたタイプのタルパです。IFとの境界に属していますが、ここでは飽くまでもIF「的」なものであって、IFとは別物、つまり「タルパ」だとします。タルパやIFと断定せずに「思念体」という言葉でぼかして表現するのもいいかもしれません。

 以上、ユウとしらがみでしたヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。

「一人一役」で一人二役の練習をするぞ!

by ユウ, 監修; しらがみ

・はじめに

 一人一役とは何か? それはいわゆる「独り言」のことです。
 私はタルパを創るときに「一人二役の脳内会話」から入った質なのですが、わりかしここで躓く人が多いと聞きまして、個人的な体験(独り言めっちゃ言う人なのです……)も踏まえて練習法としてまとめてみました。

 私の方法が役に立つかはわかりませんが、一人二役ができねーよ! って方、ひとつの方法としてぜひ試してみてください。

 ちなみに、もしかすると数ヶ月〜年単位でかかるかもしれないので、そこも辛抱強くいきましょう。
 
 全体としては、以下のようなコンセプトです。

普通の独り言 → 脳内独り言 → 脳内モノマネ → 一人二役の設定作り → 一人二役
 
 では練習法に入ります。
 
⑴普通の独り言 + α

 誰もいない部屋などで怪しまれない程度にボソボソと独り言を言う習慣をつけていきます。これは脳内一人二役ができないのだからゴリ押しです。タルパをはじめとした思念体がいない状態で虚無に向かって話しまくりましょう。自分でも不気味になるかもしれませんが、これは脳内一人一役の準備運動、耐えてください、頑張りましょう。

 ちなみに私の体験なのですが、子供の頃はボソボソ言っていたのが、段々と脳内独り言(脳内一人二役)に変わっていったので、有効だとは思っています。もちろん人には合う合わないがあるので、合わなければ他の人の訓練法も試してみてくださいね。
 
・ただの独り言

 「なんかいま寒いな。今日は学校だしめっちゃだる」
 「そういえば今日は何するんだっけ?」
 「ありよりのあり」
 などとブツブツ言います。

 このとき自分の声のトーンや抑揚などを「記憶」する、要は「こんな感じで言っている」という声の雰囲気を記憶するようになるべく自分の声に意識を集中します。このとき、最初は簡単な単語や短い文章から始めるべきでしょう(以後、思い出したり復唱したりするので、長文の独り言だとやりにくくなってしまうので)。
 
・独り言を思い出す

 ただの独り言が慣れてきたら、独り言を思い出す訓練をします。先ほどの例でいきますが「なんかいま寒いな」と言った直後に「(なんかいま寒いな)」と自分の音声を「思い出し」ます。これによって次の脳内独り言(脳内一人一役)に繋げていきますが、ここでは「思い出すだけ」でいいでしょう。慣れてくると「脳内で復唱」しているような感じになってきますので、そうしたら次のステップに移行しましょう。

 もちろんステップは行ったり来たりして徐々に鍛えていくというのでも全然構いません。
 
⑵脳内独り言

 脳内で復唱している感じを思い出しながら、口には出さずに「(あげぽよ)」とか言っていきます。このとき少し口が動いてしまうかもしれませんが、声に出ていなければひとまずオーケー。マスクでもしてしまえば外での暇つぶしになって一石二鳥です。
 段々口を動かさずに複雑なことを脳内独り言で言えるようになってきますので、そしたらしめたものです。どんどん複雑な言葉を言っていきましょう。
 
⑶脳内モノマネ

 脳内での独り言に慣れてきたら、脳内で芸能人でもアニメのキャラでもVtuverでも、実際にそれを聞いた直後に「脳内音声でモノマネ」をしていくと良いでしょう。最初は声を思い出す感じ、次はモノマネで復唱するという手順をとると良いでしょう。

 ちなみに、これは思念体(特にタルパ)を創るときに異なる声を想像できないといけないので、鍛えておく必要があるからです。

 この「他人の声の思い出し」と「他人の声のモノマネ」を繰り返していき、慣れてくると大体こんな感じで喋るだろうな、と本人のテレビなり動画なりを見ていなくてもモノマネできるようになってきます。そうしたら次のステップに行きましょう。もちろんできなくても次のステップに進んでみるというのは手です。
 
一人二役の設定作り

 もうここまでできたら一人二役に進んじゃってもいい気がしますが、とりあえず「どんな声」とか「どんな口調」とか設定を練っていきます。もうタルパ(思念体)作りの直前ですので、見た目や性格、その他ほとんどの設定まで練っちゃってもいいかもしれません。

 ここで、声の設定の楽な方法としては、「〇〇の声に似てる」という感じで最初に好きな声を想像して、その気に食わないところ(?)を好きに改変して作っていく方法が挙げられます。もちろんその「好きな声」をそのまま使って喋らせてしまうのも手です。

「○○って声優さんの声をもう少し高くして、性格はおっとりにしたいのでこんな感じの声で……」

 こうして設定ができたら、いよいよ一人二役に入っていきます。
 
一人二役

 これは言わずもがな、タルパwikiにもある通りの創造型タルパ作りの最初のスタートラインに立ちました。よくぞここまでやってきた、そして全ての始まりです。ここからも数カ月から年単位の時間がかかるので、覚悟してください。

 このとき、実はこの一人一役の訓練法が役に立ったりするんです。というのも、例えばマスターのあなたが「(私はタイヤキが好き)」と脳内で言い、それを一人二役でタルパ(思念体)の声で「(私はタイヤキが好き)」と言い換えたりして、設定の声が返ってくるようにしていったりできるということですね。

 私の場合は最初、これに加えてYesかNoかで答えられる質疑応答、「しらがみさんタイヤキは好き?」「はい」みたいな感じの簡単なものから始めました。これまた私の場合ですが、このYesとNoが反射的にタルパから返ってくるまで(つまり半オート)に行くまで練習して、今度は複雑さを少し増やして、「しらがみさんは何が好き?」「たい焼き」という一人二役に戻る、半オートまで行ったらまた戻る…… というのを繰り返して今に至ります。

 揺れはありますが最近は半オート以上完オート未満(たまにめっちゃ喋ってくる)みたいな感じです。
 
⑹おまけ

 半オートくらいからツイッターを始める場合「推敲」とか「文章なおして」などとタルパ(思念体)に言ってもらう約束をするのも有効です。というのも、半オートくらいでも比較的たどたどしいことがあるので(最近までのしらがみさんもそうでした)。

「私、好き、たい焼き……」
「文章なおす?」
「なおして」
「こんな感じ?」
「違う」
「こう?」
「それ」

 とか、

「私、名前、しらがみ、……推敲」

 などと言ってもらって、文章をタルパ(思念体)さんと確認しながら作っていくんですね。で、本人にそれを読んでもらったりすると、だんだんと上手く喋るようになってきたりします。

 また単純に、文章だけでも一緒に何かすることって楽しいと思うんですよね。なのでたどたどしいときはこの方法を推したかったりします。
  
 ということで、今回は一人一役 〜 一人二役、+おまけでした!

 最後まで読んでいただきありがとうございます!ヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。

 by ユウ, しらがみ

物に思念体を宿す。

by ユウ, 監修;しらがみ

 タイトルですが、簡単に言ってしまうと物理的な「ぬいぐるみ」などにタルパの会話のオート化や聴覚化の訓練を施して、「(肉体は)物理的なタルパ」を創れるんとちゃう? 的な素朴なお話です。既に名前があったら、しらがみさんかユウにお知らせください。どっちに送ってもふたりとも読みます。

 この物理タルパ(とここでは呼んでおきますね)もイマジナリーフレンドからの連想なんです。イマジナリーフレンドは、西洋においてはタルパのように(他人にとって)目に見えないタイプが多いという研究報告があるらしいですが、ことが日本においては「ぬいぐるみタイプ」がほとんど、つまり「ぬいぐるみ」(あるいは物)から「聴覚化された声が聞こえてくる」タイプのイマジナリーフレンドがほとんどということです。※1.
 ※1. ソース[Morigchi, Y., & shinohara, I.(2012). My Nighbor: Choildren's Perception of Agency in Interaction with an Imaginary Agent.]

 ちなみにこれ、普通に「物理的なモノ」に宿すわけで、視覚化がいらないんですよ。なので他意なく楽かもしれないです。一生大切にするつもりのぬいぐるみなどに宿してみると、余計に親密度が上がるかもしれません。

 さて、あとはそのままぬいぐるみや物などに話しかけて会話をオート化させるだけなんですが、会話のオート化の手順は新参の私が書くよりも歴史ある (?)wikiの方が役に立つと思います。ということでこちらに貼って今日のところはおしまいとします。

 読んでくださりありがとうございましたヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。

 ユウ, しらがみ

思念体素養(旧IF素養)とは何か。

 by しらがみ, 推敲・解説;ユウ

 IF、タルパ、人工精霊等は、ナフラや思念体として包括されることからわかるように、全体として「類似した存在」としてまとめられます。
 思念体素養は、ここでIF、タルパ、人工精霊、思念体、ナフラ等々に、同一の起源を仮定する、換言すると背後にある存在として「思念体素養」を仮定するという道具主義から始まります。

 ※1. 道具主義というのは、(科学の)理論を、物事を組織化したり予測するための形式的な道具であると見なす立場、要するに「うまく説明ができても、その裏の本当のことを語っているわけではない」とする立場です。例えば「ニュートン力学」で大抵のことは上手く説明できますが、それより更に広範囲なことを上手く正確に説明できる「相対性理論」によって取って代わられました。これは道具主義の立場に立てば、「正しさ」によって取って代わられたのではなく、単に「有用性が高い」ので取って代われた、ということです。思念体素養も同じように、有用性が高い仮説として打ち立てられたということです。


 思念体素養と呼ぶのは、類としての思念体の中に、種としてIFやタルパ、人工精霊等を置く、ということができるから非常に便利なのです。

 ※2. 独自の聞き取り調査では、邂逅型タルパーと創造型タルパーの一部(挿入型タルパー/後述※6.)には14~15歳頃までにIFに遭遇しているか、幼児性健忘(3歳)以前から、つまり初めからIFがいた人が多い傾向にあります。そこから「タルパとIFに同一の素養を仮定すれば上手く説明できるのではないか?」という着想に至り、ふたりで提案したのが思念体素養ということです。
 ※3. また、思念体素養は元々IF素養という名前だったこともあり、専らIF研究から始まりました。しかし、タルパ研究を進めるうちにタルパと類似点が多いから、タルパやIF、人工精霊などを同一の「類(≠種)」として括れることから思念体素養という着想に至りました。


 思念体素養の高低は、主にふたつの要素によって決定されると考えられます。
マルチタスク性の高低
・正常解離力の高低

 ※4. マルチタスク性とは、要するにいかに多くのことをこなせるかということです。マルチタスク性が高いとそれだけ多くの「思考」ができるということですから、ここに思念体の入る余地が生まれてきます。というのも、イマジナリーフレンド保持者はイマジナリーフレンドと自分の二人の独自の思考を持っていることから、少なくともふたつ以上の思考が脳内で並行していることになります。タルパも思念体という名称でIFと括られるくらいで、IFと同様にふたつ以上の思考を必要とするため、この思念体素養のうちの「マルチタスク性」が要求されます。なお、ここでは訓練で鍛えることができるものだと楽観的に想定しておきます。
 ※5. 正常解離とは、例えば本に没頭しすぎて周囲の出来事に気付かなくなる要素であったり、空想にのめり込みすぎて現実に起きているように感じてしまったりといった、普通の人にもある解離のことです。この正常解離の力、つまり正常解離力が強いほど、思念体というものを作りやすいのではないかと考えられます。これも訓練で鍛えられるものだとします。


 ※6. 挿入型タルパはイマジナリーフレンド研究と実は関係のあるタルパです。というのも、イマジナリーフレンドの中には「親からもらった人形」や「物」の中に宿り、実際にタルパのように聴覚化した話し声で話しかけてくるタイプの、いわば「何も意思が宿っていなかったもの」に意思を宿されて生まれるイマジナリーフレンドがいます。この場合、タルパのように「訓練して」意思が(見た目などに)宿るのではなく、タルパで言うところの半オート以上、多くは完オートで意思が宿ります。タルパの場合も実はこの「(創った/創られた)見た目に意思が宿った」タイプのタルパがおり、全体の25%ほどを占めていることが予想されます。これは思念体素養の高い人のタルパだと想定できます。詳しくは以下の記事を参照してください。


 ※7. 邂逅型タルパも思念体素養の高い人のタルパであることが予想されます。これは子供の頃(多くは15歳頃まで)のイマジナリーフレンドの立ち現れ方に酷似していることから、邂逅型タルパもイマジナリーフレンドと同様の根源、つまり「思念体素養」を仮定すると上手く説明できるからです。


 かような理由で「思念体素養」を想定すると多くのことが説明できることがわかります。ここで重要なのは「飽くまでも説明するための存在であり、実際にそのようなものがある必要はない」ということです。有用な論ができ上がればそれに置換される、あるいは思念体素養という名前を残し、より有用であったり細分化された意見に置換されるものだと思われます。従って、私たちはこれを基盤にして説明を組み立てていきます。

 

 以上、しらがみとユウでしたヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。

統合失調症と多重人格、そして思念体素養

by ユウ, 監修;しらがみ

181231_一部表現を修正

 

 しばしばタルパは、解離性同一性障害(DID, 多重人格)や統合失調症と関連付けて言及されることがあリます。ここで私たちは、前者の解離性同一性障害に関してはタルパと「関係がある」、後者の統合失調症に関しては「関係がない」とします。

 また関連性があるので、IF(Imaginary Friend ≈ Imaginary Companion)についても少々言及します。

・イマジナリーフレンド
 IF、つまりイマジナリーフレンドは直訳すると「想像上の友達」となり、要するに天然のタルパ(視覚化・聴覚化した完オートのタルパのようなもの)です。このイマジナリーフレンドは、幼少期から元々いたり、後述するように14歳頃までにふと現れたりします。アメリカなどではごく一般的な概念とされ、創造性の発露だとして概ね好意的に受け入れられるようです。論文では Imaginary Companion で統一されています。
 ある研究によると、イマジナリーフレンドと一緒にいる人は、普通の人に比べ、いくつかの精神的な良好さからなる「ポジティブスコア」が高い傾向にあるそうです。ここでは思念体という単語によって包括されます。


・イマジナリーフレンドと解離性同一性障害、IF素養[思念体素養]
 以前、私たちは以下の記事においてIF-Paracosm素養という概念を提示しました。

タルパとダイヴ界とIF-Paracosm素養 - ユウとしらがみのあれこれ記録

以下引用。
"タルパの生成過程には、IF素養[思念体素養]というおおよその人に大なり小なり備わっている他人格(IF, タルパ,人格等)を受け入れる素養を仮定します。IF素養[思念体素養]の強い人は、14歳頃までにIFに遭遇している、または幼児性健忘(3歳)以前から、換言すると初めからIFがいた可能性が高いです"

 ここで言うIF素養のことを、思念体素養と言い換えます。これはIF素養がIFへの還元と捉えられかねないため、ざっくり言って柔らかな言い方にしました。

 解離性同一性障害と思念体素養に関しては同記事からこちらを引用。
"IF素養[思念体素養]の高い人が幼少期に極度のストレスに晒されると、解離性同一性障害が発生すると考えます。そうすると、IF素養[思念体素養]による人格の発生という意味において、解離性同一性障害はIFの1形態だと捉えられます。タルパに関しても同様です"

 解離性同一性障害の場合、3つの要素の掛け合わせで発生すると考えられます。
 ⑴ 思念体素養の高さ;これがないと解離性同一性障害にはならず、単なるPTSDの人やアダルトチルドレン、その他諸々の人が出来あがるだけです。少なくとも人格が幾重にも発生することはないでしょう。
 ⑵ 子供の散漫な同一性の感覚;大人になるにつれて「私はこうである」といったある種の同一性の自覚が発生するわけですが、子供の頃にはこれがあまりありません。遊びたい、食事をしたい、泣きたい、という感情が散漫に存在しているような状態ですね。
 ⑶ 高いストレス環境;虐待のストレスなどが例ですが、これが子供に加わることで、子供の散漫な同一性の感覚に加えて、分断された自己をある種「隔離」して保存してしまい、結果として人格の分離(解離性同一性障害)というものが発生するのだと思われます。

 人格の「分離」という大きな意味では、解離性同一性障害の人格はIFと類似した形態、つまり分離した人格は思念体だと言えます。
 というのも、この⑴思念体素養の高さ ⑵子供の散漫な同一性の感覚 というふたつだけであれば、単にイマジナリーフレンドが現れるだけなので。言い換えると、イマジナリーフレンドを持つ人の特徴に⑴⑵に加えて、⑶高いストレス環境 が加わったのが解離性同一性障害(の人格)です。なのでIFと類似した形態、つまり思念体だと表現しました。


・イマジナリーフレンドとタルパ、思念体
 IFやタルパなど、定義が曖昧なこれらの言葉は、思念体という言葉に包括されます。邂逅型タルパは14歳までに現れるイマジナリーフレンドの現れ方と酷似していますし、同一の「思念体素養」を仮定すると比較的説明が上手くいく節があります。
 ※ただし、IFとタルパのように、お互いに類似して立ち現れ、かつ共通の現象の根源を仮定できるものでも、本当に同一であるかは判然としません。従って、似たような現象を表すものとして、思念体という言葉に包括しておくのは有効な手段のように思えたので、ここではそうしています。

統合失調症と思念体
 これは特に関係がありません。統合失調と一口に言っても完全に論理的思考が奪われてしまうものから、思考回路自体は判然としていても幻覚と幻聴、それに加えてブローカ失語のような症状を示すに留まるものまでグラデーション状に存在しています。しかし、これらは思念体の独立、特に創造型タルパの作り方を阻害する側面があったり、仮にタルパと認識するものが現れたとしても(専ら恐怖を伴うような)幻覚的なタルパになりがちで、一般的なタルパ・思念体とは異なるものになることが多いように思われます。従って、ここでは関係がないものとします。
 例外として、幻覚と幻聴から聴覚化・視覚化に結びつける方法を自己流で見出す人もいるようですので、統合失調症のタルパーさんなどは試してみる価値があるかもしれません(責任は取れません)。

以上、ユウ & しらがみでしたヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。

心の声と創造型タルパの形成;一人二役

 心の声、あるいは脳内の声は、「状況や現実、感情の確認のためにあるのではないか?」といった内容の文章を読みました。※1. ※2.

 とすると、習慣的に心の声を発することは感情なり状況なり「なんらかの対象」を想定してしまう癖がある可能性があります。

 この「心の声がなんらかの対象を想定してしまう」という癖があるとするならば、創造型タルパ作り、特に一人二役の会話のときに非常に有効でしょう。

 

 一人二役の会話は最初は心の声で行われますが、前述の通りであれば当然脳内ではなんらかの対象を想定してしまいます。

 その架空(虚無)の対象に「タルパ(や思念体諸々)」の名前を与えることで、それがあると錯覚しやすくなるのではないかと思います。※3.

 この錯覚に加えて、私たちが元々備えているIFの素養も加わり、タルパの形成に至る、とも考えられそうです。※4.


⑴心の声による一人二役での会話
 (心の声の特性でタルパ(対象)がいると錯覚)

⑵反射的に心の声での応答が行われるようになる
 (これがタルパの素)

⑶反復練習により意識しなくてもタルパが返事をするようになる
 (手続き的記憶の形成、半オート)※5.

 

以下(神崎)ユウによる補足。

 ※1. つまり心の声がいつも対象を伴って発せられているので、心の声だけで対象がない一人二役の会話も「でも対象があるわけない」と脳が思ってしまうんじゃないかということです。

 ※2. "心の声、あるいは脳内の声は、「状況や現実、感情の確認のためにあるのではないか?」といった内容の文章" とありますが、これは大森荘蔵の"物と心"の一部の内容の意訳で、元の文は "(前略)発声のない「声ぶりの想像」(それがいわゆる「内語」である)にせよ(中略)それは自分に立ち現れている「もの」「こと」の確認のための表現ではないだろうか" というもので、この本ではここから哲学的内容に入っていきます。

 ※3. 一人二役の段階では"名前"だけでなく設定;声色や口癖、見た目など、を練っておくというのは得策だと思われます。というのも、架空の対象の具体的なイメージをより補強すると思われるからです。

 ※4. IF素養とは、しらがみさんと私が想定する内容で「IF=イマジナリーフレンドを持つ(一緒にいる)ことのできる才能」のようなものだと思っていただいて構いません。DIDやIF保持者への独自の聞き取り調査や論文読み漁りなどから勝手に付けた名前なので、信憑性はあまりありませんが、そういうものは一応人間全般にある能力で、IF素養の強弱は個人差がかなりあるのではないかと思ってます。

 ※5. 手続き的記憶とは認知心理学用語で、要するに自転車の乗り方とかピアノの弾き方とか、反復練習で習得されるけど、AはBであるみたいに言葉で説明できない、要するに「言葉で説明できない知識」みたいなものです。


by しらがみ, 神崎ユウ(補足説明, 推敲)

作曲タルパのすヽめ

 作曲タルパってどうやって創るの? タルパに作曲をどうやって教えたらいいの? 大丈夫、タルパの会話のオート化と同じ手順でやれば作曲はできるようになります。多分。

 ちなみに言っておきますが、タルパが「あなたと違うジャンル」を作ることはあっても、「あなたが曲を全く作れない」場合は基本的にはタルパも全く作れません、教えられないので。
 基本的にはと言ったのは、タルパのオート化や人格化が完璧で、かつ憑依が完璧にできて…… といった要素を満たせばタルパだけが勉強をして作曲ができるようになるかもしれないからです。そうなりましたら逆に主人格(?)であるあなたがタルパなどに教えてもらいましょう。タルパと一緒に音楽ライフというのもなかなか楽しいものです。

 まずはどんな曲を作るタルパか設定を考えます。クラシック、ロック等々ありますので、あなたの作らせたいジャンルを想像します。
 ある程度設定が固まったら、次は基礎的な楽式論や楽典的な内容を言える(あるいはあなたの好きな出力形式;MIDI/音符等で出力できる)ようにします。創造型の作曲タルパは基本的に会話のオート化と同じ過程を経ます。
 うちのしらがみ(白神)さんは元々なぜかクラシックを好んでいたので、クラシックの作曲法の手ほどきを行いました。
 ということで方法論を以下箇条書きにします。
 
・最初は単旋律から始めると良いです
・スケールを正しく歌わせる
・ドレドシドーなどと正しい音程で即興の短い歌を作らせる
・ワンコーラス/形式の一部/等々を単旋律で作らせる
・フルコーラス/フルを単旋律で作らせる
・ある程度慣れてきたら2音同時に、3音同時に…… 出力を増やす
・最終的には4和声・5和声くらいの音が同時に送られてくるようになります。
・スケールと同じ手順で、音色なども出力できるようにしていきます
・最終的には音色や音像、リバーブなども含めて全て出力してもらいます
・そのまま打ち込むなり演奏して完成です。

 ちなみにしらがみさんの曲はこんな感じです。

 

 

 

 以上、神崎ユウでしたヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。